こんにちは。webディレクターのayaです。
webディレクターの悩みは尽きることがないもの。
特に新人さんであれば、このような悩みがあるのではないでしょうか?
「webディレクターとしてスキルアップしたいけど、どうしたらいいのか分からない」
「言いたいことを文章で上手く伝えられない」
「デザインの確認ポイントが分からない」
「技術が分からなくて、コーダーさんと上手く話ができない」
などなど…。
そんな初心者webディレクターの悩みを解決するには、それぞれのスキルや知識を底上げしてくれるような本がオススメです。
この記事では、私が実際に読んで勉強になった本、役に立った本を厳選して紹介します。
ぜひ初心者の方のスキルアップに役立ててくださいね!
ディレクションスキルの底上げにオススメの1冊
第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書
(Kindle版 2,257円/単行本 2,655円)
「ヒアリング」や「進行管理」「情報設計」などは、ディレクターにとって欠かせないスキル。
本書ではそれぞれのフェーズで抑えるべきポイントが、具体的に説明されています。
また、「お客さんから修正指示が何度もくる」「予算に対してやりたいことが盛りだくさん」といった、「ディレクターあるある」な悩みと解決策も書かれていて、とても勉強になりますよ。
この本に書かれていることを実践するだけでも、デキるwebディレクターに近づくこと間違いなしの一冊です。
webディレクターになって3年目くらいのときに読みました。
“ディレクターあるある”ともいえる悩みが載っていて、うなずきすぎて首がちぎれそうになったことを覚えています。
今でもたまに読み返しています。
スキルの要!ライティング力アップを目指す2冊
企画書の作成、指示書の作成、お客さまやデザイナー・コーダーとの相談…。
webディレクターは、文章を書く機会がとても多い仕事です。
分かりづらい文章は受け取った相手を困らせることになり、スムーズな案件の進行を妨げます。
文章の作成はディレクターにとって一番と言っても過言ではないほど、大切なスキルです。
文章を書くのが苦手なコーダー vs 文章を書くのが苦手なディレクターで、お互いに言っていることがかみ合わず、泥沼の戦いになっている場面を目撃したことがあります…。
そうならないためにも、文章力のスキルアップを目指しましょう!
ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール
(Kindle 1,386円/単行本 1,540円)
仕事で今すぐ使えるテクニックを数多く学ぶことができるため、まずはビジネス文章の基本を押さえたい人にオススメしたい本です。
この本で紹介されているテクニックをいくつか取り入れるだけでも、「相手に伝わる文章」にグッと近づけますよ。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
(Kindle 1,298円/単行本 1,430円)
ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」で、ライターの養成に使われているノウハウが学べる一冊。
「文章の組み立て方」から「分かりやすい文章を書く技術」まで、企画書やメール作成などに必ず役立つテクニックが満載です。
ニュースサイトにおける原稿の書き方を知ることができるため、特に記事やメルマガの執筆をするならぜひ読んでおきたい本です。
「ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール」で基礎を身に付けたら、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」でワンランク上の文章を目指しましょう。
デザイン:絶対知っておきたいルールと考え方を学ぶ2冊
「デザイナーさんがデザインを作ってくれたけど、これでOKなのか分からない」
「デザインはどういう視点で修正指示をしたらいいの?」
デザインをチェックする際、こんな悩みはないでしょうか?
デザインを的確にチェックするためには、基礎を知ることが必要不可欠。
デザインの基本的な知識と考え方を学んで、デザインを見るための知識を持ちましょう!
ノンデザイナーズデザインブック
(Kindle 2,158円/単行本 2,398円)
デザインの中でも最も基本的な「デザインの4原則」を解説した本。
基礎の基礎について学ぶことができる本ですので、デザインの知識が全くない方は本書から読むことをオススメします。
この「4原則」はパワーポイントで資料を作る際にも押さえておきたいルールなので、ぜひ身に着けておきたいですね。
なるほどデザイン
(Kindle 990円/単行本 2,200円)
本書では、デザインをする際に必要な「考え方」を学ぶことができます。
表現したい内容に合ったデザインになっているかを、判断することができるようになる一冊です。
図やイラストを多く使って説明されているため、直感的に内容が理解しやすいのが特徴です。
「ノンデザイナーズデザインブック」で基本ルールを学んだあと、「なるほどデザイン」で考え方を身に着けるのがオススメです。
デザインの良し悪しを判断する基準を持てますよ。
デザインの知識は、プレゼン資料の作成にももちろん役に立ちます!
コーディング:コーダーと話ができるようになる1冊
コーディングを理解するためには、実際に手を動かしてサイトを作ってみることが一番の近道。
htmlとcssの関係やタグの意味などは本で読んだり、動画で見たりしているだけだとなかなかイメージしづらいためです。
自分でコーディングをしてみることで、よく理解することができますよ。
と言っても、タグをすべて覚えたり、何も見ないでイチからコーディングできるようになる必要はありません。
htmlの仕組みやタグをなんとなく理解できて、コーダーやお客さんと話ができるようになることを目指しましょう。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
(Kindle 2,237円/単行本 2,486円)
コーディングの基本の基本から、順を追って勉強することができる一冊です。
説明も易しく、内容も初心者向きなので、コーディングの知識が全くないという方にもオススメ。
実際に手を動かしながら学ぶので、「コーディングってこういうことなんだ」と実感することができます。
途中まででも本書を進めれば、コーダーと話せるようになっているはずです。
まとめ:新人webディレクターは本でスキルアップを目指そう
今回は、webディレクターとして働くうえで、勉強になる本、役に立つ本をご紹介しました。
ディレクション
ライティング(文章作成)
デザイン
コーディング
いきなりすべての本を読むのは大変なので、「ディレクション」「ライティング(文章)」「デザイン」「コーディング」、それぞれのジャンルからまずは1冊ずつ読んでみるのがよいでしょう。
ノウハウがギュッとつまった本で、ぜひスキルアップしてみてくださいね!
オススメ記事
webディレクターならぜひ知っておきたい「デベロッパーツール」の使い方の記事。
webページの改修イメージを作るときにめちゃくちゃ役に立ちます。
【初心者必見】まずはこれだけ!デベロッパーツールの使い方【chrome】